ピンクの花が咲く木と 君の名前を知った春 気づいたら僕達は 友達だった 飛行機雲を見た日も 雪に寝そべった日も 二人は一緒だった 笑い合って 約束なんて一度も したことはなかった いつものように明日が来れば 会えるから つないだ手と手が離れて さよならの合図 小さくなってゆく背中 のどが震えて 僕は何も言えなくて 消えてゆく君をただ見ていた 知らない街に行った 一人自転車こいで 見える景色も言い訳も ウソも増えてゆく ずっとここにいたい 早く大人になりたい 怖がりながら夢見ている 未来を 泣いて