色とりどりのコートが街に溢れ 通りを行く人の吐く息も白くなってる 僕ら付き合ってもうすぐ一年だね 二度目の君との冬が始まりを告げた 部屋に戻り 引き出しの中取り出してみた 買ったばかりの君へのシルバーのリング 白い壁にかかったカレンダー 二人の記念日まで数えた 君の驚く顔 早く見たいな 小さく細いその指に この「想い」通してくれたら 赤く染まる頬に そっとキスをしよう 僕と逢う日は 手袋はしてこないで 凍えたその手を僕が温めたいから 5分遅れ 向かいの通り かけてくる君 信号待ちで手を合わせ「ご