歩きつづけて どこまで ゆくの? 風に たずねられて たちどまる ひとつめの たいこ トクンとなって たったひとつの いのち はじまった やがて なにかを もとめて 小さな 手のひらを ひろげ きみは すぐに みつけたね きみじゃない だれかを 誕生日祝う ローソクふえたけど たったひとつの ふるさと たびだった いまも なにかを もとめて 大きな ひとみ かがやいて きみの ポケットの なかには きみじゃない だれかとの- いくつもの であい いくつもの わかれ まぼろしのような 思い出も す