陽のあたる坂道 季節(きせつ)はずれの風(かぜ)が運(はこ)ぶ 思(おも)い出(で)たち なつかしい笑顔(えがお)の きみは遠(と)いまち 宝物(たからもの)だと 呼(よ)べるものは 何(なに)ひとつも 見(み)つけられないまま 大人(おとな)になってゆく 何(なに)もかもが 全部(ぜんぶ)このままじゃ 終(お)われない 誰(だれ)もがいつか 越(こ)える坂道(さかみち) その先(さき)には まるであの日(ひ)の 素顔(すがお)のままの 僕(ぼく)らがいる とまわりでも 必(かなら)ずたどりつけ