目を閉じれば10代のが立ってる 可憐で無知な強さは もはや幻想か あぁ それでも不器用に 変わっていく幸せの形 消えたりしないでね ため息まじりに続くストーリー フィルムの中 ヒロインのように 誰も自分のラストを知らない 静寂のバスルームで独り 鏡の中 ためらう君に 「大丈夫だよ」と言ってあげたい 駅へ向かう街路樹の隙間から覗く 少し高いヒールなら 空に近づける あぁ この手をすり抜けた 切なさの数だけ 答えがわかればいいのに 高いビルの窓 映すストーリー 交差点で 背筋伸ばし 1.2.3数えた