「むかしむかし 森の中に囲まれた 小さな家に 赤いずきんのよく似合う 女の--いえ.男の子が住んでいました」 オレはあかずきん 今日もいなせな 赤いずきんで 森へ駆け出した 丸く大きな バスケット持って 誰も知らない 秘密の場所に 「この森は迷いの森 普通の人には 近づけない 理由があるんだ--」 カゴいっぱいに 赤い野いちご 集めて帰ろう 甘い香り乗せ 森のことなら オレにまかせて どんな薄暗い 道もひと走り はるか彼方には 花咲く丘が 旅立ちの日は来る いつの日にか 迷いの森を抜けて 外の世