今は昔 古き里の仇を 追い掛けて幾千里 化けた蜘蛛の主を殺め 毒に呪われた躯 朧月に痛む手脚 見開く眼に闇模様 吐いた糸が息を止めて 倒れた命は絶える 苦しみも恨みさえ断たれて 御空を仰のく 誰も訪れぬ此の沼へ 羽が迷い込みて もしも 其の想いが 哀れな未練が 君を縛るのならば 倶に私と逝きましょうと云う 妖かしの蝶 鮮やかな袖を振る 刻は過ぎぬ 繋ぎ蝶を 憎みて追い掛けて幾千里 「何を求め 何を遺す?」問いに囚われた御魂 朧月は今も照らす 静寂に転がる亡骸 腐りながら骨と化せば やがては泥に交
虚木ノ咎人
arcane753. 蜘蛛の居る沼歌词
arcane753. 冬空に舞う蝶歌词
冬空に舞う蝶 作詞:日山尚 作曲:MANYO 編曲:MANYO 歌:霜月はるか・真理絵 映雪いた冬の日の 銀色の風景 いつか夢見た気がして 「空を舞う蝶々は まるで雪みたい」と 君がはしゃいだ夏の日 吐き出した息で 硝子が曇るように 視界を霞ませて (今は 君の瞳(め)で) 追い掛けても (この姿は) 届かなくて (映らない) 記憶が欠けても (記憶が消えて) 季節は過ぎてく (それでも君の) 心の真ん中 (心の奥に) 大きく開いたまま (何かを遺せた?) 小さな氷が解(と)けてゆく (小さく希