夕暮れ いつもの道 登り坂を ありふれた 笑顔で 行きを途切らせ 古びた部屋に 帰ってくるあなた 明日も 次の夏も 十年後も 変わりませんように 夾竹桃の続く小道で 手を結んでいます 愛は枯れることなく 見る者もない花 日々に 身をやつして咲く 私にとって 誇らしい花 風が吹いて 人が去って ただ あなたがそばにいました 気まぐれ 空も町も 私たちも 無いものを追うけど この頃少し 幸せの意味 わかる気がしてます 愛はダイヤじゃなくて ニセモノの指輪に 頬寄せ 磨き合うこと 心がちょっと きらめ