眠り続けるキミの呼吸に触れて 熱を感じる それだけを確かめ 過去の過ち 迷いの森をただ 彷徨ったのは あの日の夢なのか "触れてはいけない"と 耳に残るあの声- ほんの少しの好奇心に揺れた 僕らの声は震えていたはずだ "気をつけないと 見つからないように" 咽は掠れて その息を殺した 小さな果実を- 気づかないまま その時は訪れ 緩い鼓動は静かに消えた 罪の重さに気付いた時には もう 遅すぎたのか 誰も拭えない 甘く広がるその香りを見つけ 僕らはそっと 手を伸ばして