始源 世界には唯混沌あり 軈て 万物の母なる者の目醒め 母なる者 混沌より子を成さん 其は即ち 創世の三楽神である 長兄神と末妹神が交わり 朝神と夜女神 次兄神と末妹神が交わり 太陽神と月女神が生まれた 朝神と夜女神から 大地女神の眷属 太陽神と月女神から 海原女神の眷属が生まれた 母なる者 自ら天空双神の眷属を生み 最後に[死すべき者]――即ち人間を創った 時を運ぶ縦糸...命を灯す横糸... 其を統べる紡ぎ手...其の理を運命と呼ぶならば... 嗚於...女神よ...貴柱はどんな世界を織り上