真冬のナガレボシが 遠くの空に瞬いた 君がいつまでも 幸せでありますように 地下鉄を出て かじかんだ手を温めて 帰り道で 君の顔が浮かんだ 振り返ったら そこにまだいる気がする 涙がじわっと溢れたんだ 君と二人で 歩いた道は今 淡く白く 僕を包んでゆく 真冬のナガレボシが 遠くの空に瞬いた それは微笑む君の残像 舞い散る粉雪へと 夜空に願いをかけたんだ 君がいつまでも 幸せでありますように 恋してる日は 輝きに満ちていたよ どんなことも叶う そんな気がした 夜空へと手を広げ 涙をぬぐった もうす