庭先そうじしながら 少し考えたの 木の枝から落ちてしまう 木の葉は寂しくはないのかな 自分で決めた道なら 誰も止められない せめて最後の姿だけ 見届けてあげたい crying for you 崩れ行くもの 渡り行く人 せわしき時の流れが 目の前を塗りかえて 明日を運ぶよ いつかこの場所が忘れられても 庭そうじ 窓拭いて いつも誰かを待っている 錆びたドアベルを 風が鳴らす 振り向けば変わらぬ世界 私の居場所です 戸棚を整理しながら 少し考えたの 期限切れのおせんべいは 涙に染まって湿気てしまう