星のもぐる海


南壽あさ子 星のもぐる海歌词

09/29 05:46
どちらともつかない道に立ったから 風の鳴く音の方へと ぼくは行った 藍色の空に 満天の星たちよ 雨のように落ちて 海へともぐる 忙しなく揺れる星を掬ったら 願ったところまで 行けると思う 形のないものが こわくて仕方がないの あなたにすき間があるのなら ぼくを傍に おいてくれないか あなたには つながっている 他のものがあるとしても 明日になることが こわくて仕方がないの 遠くへ飛んでしまう前に ぼくのために 歌ってくれないか あなたの鳴く声は 黄金色にちらりと光る かなしげな二人だから 星の下