あれはもう過ぎた日の出来事 君といたあの季節 笑い話にはまだほど遠くって 捨てられない宛名のない手紙 どこからかもう冬の足音 色めく街のショーウィンドー 追行く人はなぜかよそよそしくて 凍える胸 モノクロの世界 溜め息は行き場を失ったまま 恋しくて 恋しくて 君の名を呼んだ 綿雪舞う空 帰らない思い出は 白く降り積もり 心の中に溶けてゆく いつまでも君を離さないよと 強く抱きしめたけど そんなにしたら私苦しいよって 笑われたね たまプラーザ行のバスに揺られ二人 何処へでも行ける気がしてた 時の流