風向きがまた 変わり始める頃には 滲んだ君の面影 揺れて霞む 指切りで 約束しようと 君は そう誓った 離れはしないよ ずっと アスファルト 揺れる蜃気楼 消えてゆく 思い出の蒼 せつない 飛行機雲 向かう先ふたり それぞれの空 儚く君の面影 揺れて霞む 小指がまだ 誓いを覚えてる ある晴れた日の午後 別れ道で 泣いてた 咲く花 また枯れ尾花 移ろいゆく すべての旅路 振り返れば まほろばの帰る場所 淡く消えてく 静寂に落ちる雨が 儚げな時を運ぶよ 忘れ時の恋時雨 さよならの音 ああ- (さよな