夢から覚めたのは 初夏の陽射しの中 きみがいたあの夏 夢に見てたみたい やさしい光の中 きみは微笑んでた ふたりを傷つけた 恋の季節越えて カーテン越しに揺れる 過ぎ去った夏の日が ぼくの肩に手をかけて ちょっとだけ笑った いつも通り過ぎて なにも気付かないで ぼくらそのうちぜんぶ 忘れていくのかな きみの面影は そよ風にのって まぶしい彼方へと 遠ざかっていった カーテン越しに揺れる 過ぎ去った夏の日が ぼくの肩に手をかけて ちょっとだけ笑った 人はだれでも 記憶の果てに 未来に開く宝箱を 隠