一縷(いちる)の想いは 闇夜に戸惑い震えて 走り去る流星に 願いを託す この手に残る熱を 睡(ねむ)らせるよりもっと高く 手を伸ばして 羽ばたけ 銀(しろがね)を広げて 誰もが心に宿す焔を 燃やし生きたい 身を焦がしていたい 燃える太陽よりも強く 輝き 解き放ちながら 火の粉を散らし 朝日が夜明けの矢を射て 真綿の雲切り裂き 陽はまた昇る 離れ離れの心 抑え込んだ熱を溶かして 一つになる 羽ばたく 東雲(しののめ)の未来へ 私を呼ぶ声が聞こえるから 恐れず生きたい もう留まらずに 宿命(さだめ)