街は灰色 胡乱な大行進 人は不透明な夢に身を預けて 冷え切ってた胸の上に火が灯るなんて 知らなかった 今この本(アナタ)に出会うまでは 木々のそよぐ風 水の揺らめき 遥か遠くの歌 旅の歌 優しい物語綴られてく 悲しい世界を抱きしめるように どんな声で笑うのねぇ この本の作者(アナタ)は どんな恋をするのか教えて欲しい 止め処もなく溢れてくるあなたへの羡望 愛している 愛している あなただけを 月が零す涙 星の祈り 忘れらない歌 恋の歌 本のページを一枚捲れば いつでも私を抱きしめてくれる いつま