木々も凍える寒い春の夜 「--ボクハキミダケヲミテイタノニ」 キミの心手に入らないと分かったよ サクラ様な花をキミに咲かせてやろう その一瞬の輝きをこのボクの手で 心配する事など何も無いのだから 歪み(痛み)のないセカイへ 連れていってアゲル "アカイ イトヲ タクサン タラソウ アカイ イトヲ タクサン タラソウ" キミとボクだけのこのセカイ 舞い上がる花びらに幻灯模様を浮かべて その一瞬の輝きをこのボクの手で 桜が舞い散ってもアカイ糸が色褪せても キミはボクの中で舞い続けるだろう