君が腕に抱えてた 紙袋が破れて ラ・フランスが転がった ふいのサヨナラなんて 心の端っこから落ちた 予測できないハプニング 一部始終を眺めてた 道のこっちで 冷静すぎたことがだめだったんだ もっと感情的に僕が走れたら そう バスの時間に 間に合った やさしさとは 何なんだろう? 君に駆け寄る速さか それとも落ちた涙を 一緒に拾うことか 愛の意味とその価値を 僕は考えたけど 答えが見つからなくて ただ歩くしかなかった だけど君は淡々と アスファルトにしゃがんで ラ・フランスを集めてた 取り返しのつ