しずかにきえてく たくさんの いのち じぶんさえも じぶんではなかった ひっしで おもい とびらを ひらくと そう せかいがまっていたの あなたがはじめてあたえてくれた じゆう だれもおかすことなんてできない いまのわたしは にんげんだから にんげんだから くらいまどろみでずっと まいにちを どうしようもなくさまよっていた けれども いまは ひかりがあるから まえをむき あるいていける よりよきものになろうとするよろこび それをすてむしになんてならない いまのわたしは にんげんだから にんげんだ