大人になってゆく 坂道の途中で 色を変えてく空 いくつも見ていた ずっと 今も 輝いてる さよならが言えずに 遠まわりをしたね つなげない左手が 切なかった 言葉が足りなくて 傷つけ合ったけど 意地を張る横顔は なぜか似てたね きっと 座り込んだ ガードレール へたな口笛 何もかもが まぶしく見えた 蒼い季節 流されてゆくような ひとごみの中で 急に思い出して 胸がキュンとする 遠い 風が 告げるメロディ 電車から眺めてる 懐かしい窓辺は あなたの紙ひこうきが 飛んできそう みんなが笑ってた 子