Vocal&Chorus:櫻井アンナ 雪が激しく降る夜は不思議な力に導かれ. 未だ訪れぬ結末さえ予感させるかの様だ (或る画家の手記より) --やがてこの街を訪れてから5日目の朝を迎えた. 宿の隣部屋の娘の名は.「クロエ」と云うらしい. 街の朝は目映い程の光放つ白の世界で. 昨夜までの雨を忘れさせる. 街は不思議な人々の群れ. 首吊りの婦人.怪しげな老いた男... 街を粉雪が包み.目の前に一人の少女が この街に伝わる噂の骨董店(みせ)について尋ねたい. 宿の向かいに住むいかがわしいマエストロの目
六弦アリス 噂の雪
六弦アリス 噂の雪歌词
六弦アリス 或る少女の肖像歌词
Vocal&Chorus:櫻井アンナ 止まない雪が言葉を遮った.眠れぬ夜は昨日の寒さの所為? 身が凍るほど冷たい雪よ風.昨夜の其れと何も変わらず-. 夜が来る頃-- 街の噂を私に数えてくれた少女の元へ... 月が昇り雪を照らせば.また昨夜を思い出させる. やがて雪が溶けたとしても.冷めた月が孤独を誘う. --少女はメアリ.雪の様に白い髪が私の疑念を忘れさせる. 部屋の奥にはマエストロの男.その傍らで老婆が微笑う. やがて少女は静かに語り始めた. 「背中合わせの景色が語る」 月が雪を蒼く染めたら.
六弦アリス Mystique Avenue歌词
Vocal&Chorus:櫻井アンナ Choir:六弦アリス混声遺言合唱団 雪が激しく降る夜は.何か特別な事が---. 其処は突然の雨に追われ.偶然辿り着いた あの日目にした不思議な街での噂話(こと)は嘘ではない (或る画家の手記より) <<雪が降りしきる中.夜を待ち続ける やがて街蒼白く染まりて右手の指す方角(みち)>> 辿り着いたその街には不思議な人々の群れ 彼らは皆.口を揃え奇妙な物語(うわさ)を語る 決してあの店に近づいてはいけないのだ.と-. 其れがつまり何を意味
六弦アリス 画家と貴婦人歌词
Vocal&Chorus:櫻井アンナ 「他の誰よりも美しく描きなさい」 其の瞳は鋭く.魔女の其れととも... 私の生命は彼女の気まぐれに在り. 才有る数多の画家は殺された. 尽きせぬ不安と高鳴る鼓動は.悪戯に揺れる筆を止めた. 他の誰よりも美しきものは.目では量れない尽きせぬ意志. 人が美しく在る理. 微笑む貴婦人.黙したアトリエ--. 重なる意識に迷い無し. 美しきもの.かく在るべきか. 窓の外は雪.足跡が黒く染めた. 走らせた筆は.余白を隠した. 雪が激しく降り止まない夜は.醜きものを隠す為
六弦アリス 小悪魔ディスタンス歌词
君は心優しく.けれど悪戯な女(ひと) 常に噂も絶えず... 微笑みかける様に覗き込む様な目で 悪戯に見つめないで 君は気付いてるはず 僕の本音と視線に だから"付かず離れず"そんな距離感 それは期待させるだけ期待させ. 僕の元から去るシナリオなのでしょう? 先に惚れた弱みにつけ込んで.また君は 他の誰かに笑顔 僕と同じ被害者.また一人増やしたら 君は背を向け微笑む 君の為になるのなら.僕はまた知恵を付ける 振り向いてもらう為.君の趣味に合わせよう 君に悟られぬ様.僕は生まれ変わるから
六弦アリス メシアの奏歌词
魔の手がアナタにまで及ぶ その身を黒き色に染める 抗う術を知らぬ者は堕ちて行く 固く結ばれた友情は かくて病に崩れ始め 破滅のメロディー 手に入れることができるモノ いつも壊れる定めのモノ 今度だけ見のがして逃がして許して 私の大切なあの子を早く助けてママ今すぐ 癒しの御業で さあ早くお上がりなさい.これで良くなるはずだわ ママのお薬をあの子に飲ませて あら不思議ねこんなに早く薔薇色の頬に変わる 曇った瞳に光射す もう大丈夫アナタは逝かない 噂が噂を呼んですぐ.薬(スクイ)求めて集う者に ママは
六弦アリス 偽装人生論歌词
生きた年の数で人生を語る男がいる 先に生まれたというだけで他人を見下す男がいる 男の話を聞くといつも同じ事を言っている 何だか中身の薄い人生を語っているようだ 男をよく観しているといつも同じ様な人といる 弱者を選んでまた"かくあるべき"を語っているようだ 何も無い.ただ何も無いという事 その事実だけが虚しく"有る"と語る 男は逃げ続ける人生を送って来た 逃げ始めたその日から時計の針は進む事を止めた いつしか自分が置き去りのままであるという事も気付かず 中身の薄い人生
六弦アリス イデア座の仮面舞踏会歌词
「紳士淑女の皆様.今宵はこの世で最も華やかなる仮面舞踏会. 日常を忘れ.身分や貧富の差も関係なく.誰もが装いの華やかさで優劣を競い合う仮面舞踏会. 栄えある勝者にはこの世で最も美しい贈り物を与えましょう. ただし.醜い敗者の皆様には.この場で死んで頂きます----.」 装飾に彩られた無数の絢爛シャンデリア 行き交う言葉はかくも煌びやか 富ある者は匠に作らせた仮面の裏で高笑い 貧しき者は為す術もなし 富ある者に取り入り己が保身に走る者多く 彼らはまさに [蜘蛛の糸] 居心地の良い丘の上で誰かの糸を
六弦アリス 純愛 -Syndrome-歌词
さよなら.此のまま夜を泳ぐ旅人(さかな)になって深い闇に消えたい さよなら.愛する人よ 僕は永遠になって君を連れて闇の中 朝.君が笑う時.僕は泣いていた 夜.君が泣く時.僕は笑っていた そうさ.何時だって僕たちはすれ違い だけど今夜.二人はきっと分かり合える筈 二人は此のまま穢れを知らぬ夜の中.離れないと誓った 他に何も要らないと.口付けを交わして赤く染まる闇の中 腐敗してゆく君と二人.僕は君への想いを語る 君は静かにそれを聞く 僕の声は届くだろうか 君が知らない夜を越えて.やがて二人結ばれる
六弦アリス クロノ・イリュージョン歌词
『其の手には無数の夢とその残骸が在り 運命はやがて誰かの血に飢えた其の手に還る』 <呼び覚まされる記憶> それがまやかしの物語か何かだと信じたい この現実が夢であればどれほど幸せだろうか ------雨と風は更に強さを増し.彼の視界さえも遮った. 「もう裏切られないように.そして傷付かないように. そう決めて生きて来たはず.私はあの日.独りを選んだ. もう誰も裏切らずに.そして傷付けように. そう信じて生きて来たはず.なのに私は今.とても惨めだ」 その扉を開けるなかれ それは彼の過去(イリュー
六弦アリス Doll歌词
Vocal & Chorus:久遠ゆん 砕けた硝子を拾うように 手に取れば傷を負っていく 握り締めれば滴る雫で この身ごと染めてしまいそう 私じゃなければ許されないから 選ばれることでしか私は満たされないの そこは私だけの場所なのに 何しているの 他の誰でもない私だけが私だと 言って 叫んで 声が枯れてしまったとしても 鮮やかな果実で誘って 私の願いを叶えるの 口にしたなら蝕まれるだけ この身のように沈んでいく 貴女じゃなくても許されないから 振り落とすことでしか自分を守れないから 貴女には硝子
六弦アリス 緋のローレライ歌词
腐食して行く二つの傷跡には 誰にも決して知られたくない秘密の色事 駆け引きだけで得られる安い愛は 生温かい血で洗いましょう 汚れたその手に狂わされる花 冷たい指がまた中まで- 掻き乱されたら駆け出す吐息(メロディ) あなたを感じる度にわたし.吐き気がした この冷めた身体.音も立てずに --汚れもまた.よき夢の色にけり. 細い指先 突き刺さる爪の跡 痛みを知ればまた.あなたを思い出すのでしょう 醜く疼くあなたに舌を這わせ 心の中で何度も--アイシテル. 終わりにしましょう 惨めすぎるから せめてあ
六弦アリス 茨の腕歌词
貴女に贈る棺の夢 永久の夜へと誘う 潤うことを知らない右手の杯に 涙が満ちて映った歪んだ私でも せめて貴女が生まれたら そっと微笑んであげる 孤高の城 招かれはしないでしょう その瞳が私を見ないように 茨の腕 絡めるように抱いたら 一滴も残させはしないのに 私の椅子だけ砂で作られていて 影の重さでも崩れてしまう だから7つめの願いは 針が齎す眠りを 離宮の罠 逃げられはしないでしょう その瞼を糸で縫い合わせたら 茨の腕 食い込むほどに寄り添い 誰一人と近づけはしないから 专辑:六弦アリス 初期B
六弦アリス 美鈴革命歌词
美鈴革命 原曲:明治十七年の上海アリス from 東方紅魔郷 作詞:櫻井アンナ 編曲:六弦A助 by 六弦アリス - 夢想演舞 月之理 虐げられる毎日 私は不平も謂わずに 尽くします貴方の為 今宵も一人で 鳥のさえずりに目覚め 館には誰もいなくて これはどうしたことでしょう 理解できずにいた- 山の様に積まれた書籍は読み放題 紅茶も御菓子も食べ放題!! 私の時代が来た 邪魔な物は何処かへ 今日は何して過ごす? 心が躍る♪ 夢のようなひととき――.邪魔な物は何処かへ 私を狙うナイフその陰もなし 楚
六弦アリス 緋のローレライ ~R.I.P. Edit~歌词
绯のローレライ -R.I.P.Edit- 文章:六弦A助 作.编曲:六弦A助 腐食して行く二つの伤痕には 谁にも决して打ち明けられない孤独があり 限りの见える 人の绊もまた 生温かい血で洗いましょう 振り回されても それでも良かった あなたと笑っていられるなら 绯に染まるまで駆け出す空虚(メロディ) あなたを感じる度にわたし.吐き気がした この冷めた身体.音も立てずに ----汚れもまた.よき梦の色にけり 夜空を埋める星々が瞬いた 见上げたならはまた.あなたを思い出すのでしょう 丑くすかる过ぎ去
六弦アリス 約束歌词
来ないなまだかな降ってるからかな お陽さまいっしょに「まちぶせ」してよう 私の知らない街で何をしているの? 胸ふるわす君の「歌」聞かせて欲しいよ 心の痛みは何だか解らない 「会いたい」それだけ今日も願った 独りでは知れなかった感情(きもち)伝えよう 「早く話したい」だから会いに来て欲しい 私の居ないあの空に何を見ているの? 瞳に映らない「夢」教えて欲しいよ 专辑:六弦アリス 初期Best 歌手:六弦アリス 歌曲:約束
六弦アリス MOTHER歌词
MOTHER 祈りはまだ見ぬ命を宿した-- 祈りは目覚めを誘い.望まぬ命は生まれた 眩しい世界は二人を残して知らない色に染まる 望まれぬ命にも祝福の声は届く ただそれを気付かずに通り過ぎてしまうだけ 「やがて君が大人になればいつか気付くでしょう」 そんな言葉で逃げて夢を見せたままで 祈りは目覚めを誘い.望まぬ命に揺られて 幼い二人を残して醒めない夢の中で揺らめく 近過ぎて見えぬもの.それはあまりにも多くて 若過ぎる二人には目に見えるものが全て だけどそれは大人になればいつか見えるでしょう そんな
六弦アリス 紅蓮の少女 ~その名を呼ぶは、死神なり~歌词
巡り巡れ運命と真実の詩 人が裁きし無法の物語(うた) 焼かれた二つの白.黒に染まりて散らば幻 誰が為に罪は科せられるべく 己が身の為に謂われなき所業 誰が為に罰を受けねばならぬ 戦々恐々 夢の果て --醜き人よ.あなたは群衆に守られながら主張する. "正義に仇為す者 背徳の色 母が黒なら娘も同様" "あなたさえいなければ黒き病も知らずにいたのに" 神の名の下に裁きの炎 追われた汚れの無き理念 --愛しき人よ.せめて死すまで後ろめたさと共にあれ 「キミの為に尽くし.キ
六弦アリス ムーンライト症候群歌词
ムーンライト症候群 文章:樱井アンナ 作.编曲:六弦A助 昼下がりの窓辺に红茶を片手に一人 微睡む姿映す 丸い镜 ふわり重ねたフリルレースに縁どられて 幸せがその少女包み込んだ 梦と现を行ったり来たり 不意に目覚めるとココは何処? あら.なんてことでしょう 日はまだ沈まぬのに 私の意识はまた.梦と现 夕暮れ时 柱时计の钟に目を覚ませば月もお目覚め 今宵もまた眠れぬ物语の始まりだと.嗫いた 本を片手にフワリお気に入りの椅子へと 体をあずけ漏らす 吐息の音 煌びやかな表纸をひらりはらりめくれば 古び
六弦アリス 夢のつづき歌词
君の事は嫌いだけど.僕の事も嫌いなんだ 君の事が嫌いな僕を.僕も大嫌いなんだ でも分かっている.分かっているんだ 本当は君の事を好きになりたい事を 僕は素直になれないまま やがて君はこの街を去った 君が知らない街のどこかで.君との出会いを待っている誰かがいるかも知れない 君は新しい街で慣れない日々がしばらく続くけど.一人じゃないから 僕は今.公園のブランコに揺られています 二人乗りだけど.一人で乗るのも悪くない 夕暮れ時.傾いたままの影が伸びて もう帰る時間なのだと悟るのです 君はいつか僕の事を