引き千切って掻き消した
古い地図の断片を
何度も繋ぎ合わせてみる
憧れて書き足した
高い山の頂上(てっぺん)は
今でも捨てられなくて
不完全なものばかりを
このカバンの中詰め込んで
意味のないことばかり繰り返したって
積み上げてきたものが崩れ落ちたって
砕け散ったカケラ握り締めたまま
諦めもせず僕をやり直すよ
この羽がきっと作り物だと知ったって
歩き続ければいつか風が吹いて
僕の背中押して涙を拭って
また大空へ羽ばたける
その日を信じてる
重い荷物放っぽって
倒れこんだ瞬間に
誰かが後ろ指さしても
不器用な足取りで
ここまで辿り着いた
僕の歩幅で
ねえ、完全なものばかりで
この両手が汚れてしまうその前に
この声がそっと誰かに届くように
叫び続けていつか枯れ果てても
泥だらけになって掴み取った一瞬を
繋ぎ合わせて僕をやり直すよ
意味のないことばかり繰り返したって
積み上げてきたものが崩れ落ちたって
散らばったカケラ拾い集めては
呆れるくらいに僕をやり直すよ
この羽がきっと作り物だと知ったって
歩き続ければいつか風が僕を運んで
絡みついた限界を振り切って
また大空へ羽ばたける
その日を信じてる
- 专辑:二律背反
- 歌手:伊東歌詞太郎
- 歌曲:Replica