心強きもの
アルバム:屠
サークル:凋叶棕
原曲:時代親父とハイカラ少女
Lyrics:RD-Sounds
Arrange:RD-Sounds
Vocal:めらみぽっぷ
その身の丈山のごとく
雲さえ貫くほどの大男として聞こえた
それは心の弱きものには
けして見つめることさえも適わない化妖
恐るべき時代親父!
その噂の確かならばと
幾度も現れては一人また一人と違え
そんな姿にさえ怯えるもの
幾ら居たとて強きものとは呼べることなく
居るならば強き者-心に雲ひとつ翳らぬもの
-それか剛胆豪放剛にして怯えぬもの
されど-未だ影も見ず
幾度も軟弱者を屠っても
時代親父は満たされず
いつしか思い描く姿
強者やはいつ来る
意味なき殺生を重ねては
失意に暮れる日々
我真に強き者を
求めては風任せ
その行方は明日往く雲の先
そしてまた暮れ往く空の下
空ろに影を揺らして佇む入道のあれば
ここに足を鳴らしてその影を
我が道より除けとばかりに踏むものが来る
見るにハイカラな少女!
その噂に名高ければ
その姿を-目見ては逃げ帰らぬもののなく
しかるにその幼さの残る顔に
不敵な笑みさえ湛え歩み留めることなし
その瞳凛として-何にも屈さぬ不撓不屈さ
-己が強さを疑わず生きるその目の彩
まるで-恐れを知らぬ者
それはけして偽りでなく
斯様な強きもののあること
それを遠く探していたと
その姿凛として
“見越したり!”
“その正体見破ったらば何も恐れることはなし!”
“されば消えよ見越し入道、その悪事これまでよ!”
笑顔さえ見せながらも
毅然と告げるその声に
時代親父も笑顔さえ
浮かべていたことか
強きもの
心の強きもの
恐れを知らぬもの
そしてそれに付き従うが時代親父の本懐
守り守られ手を取り合う影二つ
雲居に咲く一輪の花
- 专辑:屠
- 歌手:凋叶棕
- 歌曲:心強きもの