花冠の幼王が背負いし枷
Vocal:Mitsuki
Voices:悠木碧,户松遥
Lyrics:少女病
Compose&Arrange:RD-Sounds
『花と水の溢れる国、ミラシュカ。
魔女の影響下にないこの国で善政を敷くのは、まだほんの小さな子供。
人々は親しみを込めて幼王カタリナと呼び、この国の将来は約束されたようなものだと笑いあった——』
砂糖菓子みたいに まるでとろけるような 甘くて優しい少女の声が
無邪気な笑顔が 絶やされることはなく 誰であっても和ませてしまう
けれどそんな幼い王が 密かに抱える悩みがあった
世にも珍しい 音楽恐怖症【melophobia】という病
見て受ける印象のままに 普段から善良で
年相応に幼く みんなから好かれる少女は
なぜだか音楽を 耳にするだけで酷い頭痛に
苛まれて まるで人が ah...変わったようになって……
健気に笑う 辛くないはずのない カタリナは仲の良い侍従のアーニィにも涙隠して
「心配をかけちゃ、いけない」と強がって
泣くのは一人ベッドの中で 誰にも気付かれないように
自分を祝う生誕日の歌 そんなものでさえ聴けなかった
幸せなはずの日がただ悲しかった
ミラシュカの城からは 音楽が消えてなくなった
自分以外の者にも そんな環境を背負わせて
優しいカタリナは 深い苦しみに囚われた
あきらめずに治癒を求め 各地から名医を呼んで……
でも、今日もだめ—— 治療は成功しない 然
『必死に涙目を隠そうとするけれど、それさえできているかも疑わしくて』
「心の病、ということも考えられるのでしょうか?」
「う?心も、病気になるの?」
「そうであるならば、音楽というものの素晴らしさをカタリナ様の心に届けられさえすれば、もしかしたら……」
「うん、知りたい!教えて。そこに一筋でも光明があるのなら——」
声は空に響いた 鳥達の羽音に乗せて
美しい音楽を! 時に人の人生さえも
動かしてしまう位 力強き ah... 音楽を!
奏でて心まで 届けることが難しいのなら
数多残る音楽に纏わる物語を巡ってみよう
伝承を書物を集めて 辿っていこう
少女は神に祈る
「いつか、小鳥達と一緒に歌えますように……」
終わり···
中文翻译:
『满溢出花朵与泉水的国家,米拉修卡(ミラシュカ)。
在不受魔女影响的这个国家施行仁政的,是一个还很小的孩子。
人们亲切地称呼她为幼王卡塔尼娜(カタリナ),以一种这个国家的未来已经决定了的样子互相微笑着————』
如同砂糖点心那样 简直要让人融化一样的甜美温柔的少女的声音 今天依旧招来了小鸟
那天真烂漫的笑脸 就像永不断绝一样 能散布使任何人都能和谐相处的 不可思议的魅力
但是那样幼小的王 却有着偷偷承担的烦恼
那是在世上也是稀有的 被叫做音乐恐怖症(Melophbia)的病
就如所看到的印象一样 通常是善良
且长相稚嫩的少女 大家都很喜欢她
不知为何只是听到音乐 就会被强烈的头痛所袭击
简直就像是 Ah...眼前的人都被扭曲了一样......
健康的笑着 不可能不辛苦的卡塔尼娜(カタリナ) 就连对着关系很好的侍从阿尼(アーニィ)也把眼泪往肚子里吞
「让他人担心,是不行的」这么逞强着
只在独自一人时才埋在被子里痛哭 为了不让任何人察觉到
就连庆祝自己生日的生日歌都没法听
明明应该是幸福的日子却只涌出了悲伤
从米拉修卡(ミラシュカ)这座城里 音乐消失了
让自己以外的人也背负着这种环境
温柔的卡塔莉娜(カタリナ)被深深的痛苦所囚禁
但她仍不放弃追求治愈 从各地招来了名医......
但是,今天也不行————治疗失败了
『虽然拼命的藏起了自己的泪眼,但连做不做得到都开始怀疑了』
「心病,也有可能吧?」
「唔?心,也会生病吗?」
「如果是这样的话,只要把音乐的美好向卡塔尼娜(カタリナ)大人的心传达了的话,说不定就......」
「唔,我想知道!告诉我吧。只要哪怕还有一丝的光明————」
声音响彻天空 乘着小鸟们振翅的声音
美好的音乐! 有时甚至连人们的人生
都能动容的强力程度 Ah...音乐!
如果奏响它使它传达到心中是困难的话
就试着循巡回被这世上所留下的更多音乐所缠绕的物语吧
收集了那些传承和图书 不断追寻
少女向神祈祷
「请让我有一天,能和小鸟们一起唱歌吧......」
- 专辑:聖骸メロフォビア
- 歌手:少女病
- 歌曲:花冠の幼王が背負いじ枷